国電を友として

Nゲージのレイアウト作成や模型車両いじり、旅行記を中心につぶやきます。

長崎電気軌道に乗るっ!

ちょっと旅行しております。なんせ大学最後の夏ですから。(家族とですけど)

先日、10年ぶりに長崎に行きまして、たっぷりと堪能してきました。

JR長崎駅が高架になっててびっくり。

隣には新幹線のホームが。もう何がなんだか分かりません…(それくらいの変わりっぷりです)

まだ改札機はカバーが被せられています。

開業まで1ヶ月ちょっとらしいです。私が開業間近の新幹線駅を見たのは、北陸新幹線上越妙高駅(当時はまだ”脇野田”って駅でした)以来ですね。

せっかくの長崎ですから、長崎電気軌道に乗ります。
(市電ではありません。長崎には交通局がないので…)

…と言いつつ、駅舎を出たら仮設通路。おまけに地上駅が更地になり、旧駅舎があった場所に立つとこの有様。

なんやこれ…

振り返ると、昔からある歩道橋がありましたので、一応10年前の記憶を頼りに電停まで辿り着けました。

長崎駅前電停は、歩道橋アクセスのため車を気にすることなく安全です。一方で、階段しかないのでバリアフリーなんてものが全く通用しません。ようやくエレベーターを付けるみたいで、設置工事をやってました…
(よく今まで階段だけでやってこれたな…)

歩道橋から写真を1枚。早速、電車が来ましたね。

平たい顔が特徴的な、500形です。

1本パスして、次の電車に乗ります。

やってきたのは、いかにも昭和の路面電車、という顔をしている300形でした。

ん、崇福寺…?
10年前にそんな電停、あったっけ…?

とりあえず終点まで乗車。

降りてみたら、ピンときました。

川の上にある電停。こんな特徴的な停留所、忘れるわけがありません。

そう、「正覚寺下」です。

どうやら、2018年に駅名変更があったらしく、より分かりやすい名前に変えたのだとか。

久々に訪れると、変わっていることが多くて大変ですね…

崇福寺まで行き、戻ってきたら、すでに電車が止まっていました。

先ほどの300形より新しい顔をした、1500形です。
(しかもトプナン…)


車内はこんな感じ。でも、吊りかけ駆動のため唸る音が聞こえます…笑

途中の新地中華街で乗り換えます。(ここも駅名変更したそうです)

連接車の3000形が来ました。(まーたトプナンかよ)

これには乗りません。(同じ1系統なので)

そして、後ろから1200形が来ました。先ほどの1500形より少しだけデビューが早いだけで、性能は変わりません。

同じような顔の車両が、広島や岡山にもいます。昭和50年代のアルナ工機で流行ったデザインなのでしょう。

途中で分岐する、出島へ向かう線路がめっちゃ気になったので、車内から撮ってみました。

片側1車線の道路に堂々と複線の線路が敷かれています。
つまり、車と電車が同じ車線を走るということ。

私、こういう狭いところを走る区間が大好きなんです笑
車で訪れたら、運転してみたいです。
(模型でも再現したい…)

大浦天主堂電停まで乗り、大浦天主堂を見学しました。

電停に戻り、終点の石橋まで行きます。
来たのは連接車の5000形でした。うーん…
(実は古いもの好きなので新しい連接車は興味ないです…笑)

終点の石橋電停には、電柱に取り付けられた鉄製の案内板が現役でした。

長崎では、かなりの数が現役です。東京や京都のような大都市の電停そばに必ずあったこの案内板、今では長崎ぐらいでしか見かけることができません。

折返しの電車に乗り、終点の蛍茶屋へ。

電停の案内板には、蛍のイラストが描かれていました。
(粋ですねぇ)

ここ蛍茶屋には、なんとお店の建物内に車庫があります。これも面白いですね。

蛍茶屋から、赤迫行きに乗ります。300形でした。
(やったぜ)

途中、最新の6000形とすれ違いました。
まだ1両しかいないので、割とラッキーかもしれません。
(1両しかいないので、必然的にトプナン…)

終点の赤迫まで、なんと40分近くかかります。
3系統は、長崎電気軌道の最長距離系統ですので、かなり乗りごたえがありますヨ。

赤迫電停の案内板です。この形の案内板も、全国各地にありましたね。

これで長崎電気軌道の全路線制覇です!
(やったぜ)

赤迫からは、長崎駅前まで戻り、全形式撮影しようと思います。(そんな簡単にいくわけ…)


あ…

赤迫から長崎駅前まで乗る電車で、いきなり一番古い車両が来ました…
(またまたトプナンや…)

正確には、「通常営業している車両で一番古い」というのが正しいです。非営業の車両まで含めると、明治生まれの168号というトンデモナイ車両がいるので…笑
(168は浦上車庫にいるはずですが、見れませんでした)



車内はこんな感じ。椅子やつり革は交換されていましたが、ドアや窓枠は木製のまま。変えるべきところは変える、という感じですね。

長崎駅前に戻り、少し待っていると、変な車両が来ました。

1800形です。
実はこの車両、こんな外見ながら、VVVFインバータ制御ではありません。
「フツーの、抵抗制御かつ吊りかけ駆動」なんです笑
脳内がバグります。(マジ)

これには乗らず、反対側に来た370形に乗ります。
ですが、長崎駅前で撮り忘れた挙げ句、浦上駅前で降りたあともあたふたして撮り忘れました…
(何やってんだか)

幸い、後続が同じ370形だったので、撮ることができました。

長崎駅前まで戻ろうとしたら、1300形が来ました。
1200形とそっくりですねぇ… (どこが違うんや…)

すぐ後ろに200形が見えていましたので、そちらにしました。やはり、旧型が最高ですわ。

長崎駅前の歩道橋から。

結果的に、ほぼ全形式と出会うことができました。
唯一、360形だけ出会えませんでした。まー、370形とほぼ同じですし(尾灯の位置くらいしか外見の差異がない)、いいでしょう。

半日で、たっぷりと堪能できました。長崎電気軌道に、また乗りたいですね。

ではこのへんで。








(タイトル名にピンときた方、その方は私の推し、いや嫁をご存知ですな…そしてその子がどっかの地下鉄を応援するキャラだってことも…)