国電を友として

Nゲージのレイアウト作成や模型車両いじり、旅行記を中心につぶやきます。

熊本市電に乗るっ!

前回の長崎編から2日経ちました。

長崎から熊本へ移動したので、またまた乗車記を。
(もうこのタイトルの書き方、分かりやすくて使いやすいので使い続けます笑)

熊本市内には市電が走っていますので、もちろん乗ります。

熊本駅長崎駅と同様、在来線が高架化されましたので、改札口や駅ビルがめっちゃキレイです。

新駅舎は高架ホームに沿うようにデザインされています。かつては手前の広場に駅ビルがありました。
前回熊本に来たのが5年前ですので、まだ馴染めません。
(長崎ほどではないですが)

地上時代の末期には仮設ホームもありまして、豊肥本線が「0A番のりば」「0B番のりば」なんてわけわからんホームから発着してたのを今でも覚えています…笑

話を市電に戻しましょう笑

早速、古い電車が来ました。

1090形です。
旧型車両は、ほとんど同じスタイルをしています。

熊本駅前から2停留所先に田崎橋という電停がありますので、一旦田崎橋まで行ってから熊本駅前まで折り返しました。


田崎橋にて。唐突に線路が終わるのが、いかにも終点って感じです。


乗った車両です。田崎橋行きの電車は、先ほどの車両と同じ1090形でした。


窓枠は木製、床は板張り、手すりや壁は淡い緑色のペンキ塗り。雰囲気抜群です。


板張りはほんまええなあ~

熊本駅前を過ぎ、途中の呉服町電停でヤバいものを発見!

長崎でも紹介した、電柱に取り付けられた鉄製の案内板がありました!

今回ほぼ全路線乗りましたが、他の電停では見つけることができませんでした。
もしかしたら、熊本市電における最後のものかもしれません。
(まさか熊本でも使われていたとは…)

辛島町で下車し、反対側ののりばへ。
ここから、上熊本まで向かいます。


やってきたのはまたまた1090形ですが、広告電車になっていないオリジナルカラーでした。

実はこの1096号、1090形で一番古いんです。(ウィキペディアで調べました笑)

ワンマン化したときに、昭和30年製造の188形と、昭和32年製造の190形を統合して1090形としたそうで、1091〜1095が190形、1096と1097が188形だそうです。

つまり、1091よりも1096の方が古いという…
(ややこしい…)

ん?てことは真のトプナンは1096…!
(恒例のトプナン祭り開幕)

熊本市電の旧型車両は、テールランプとブレーキランプにバス用の部品を使用していることが特徴です。

地方に行けば、まだこのランプを使ったバスを見かけますね。バス用なのに、不思議と電車にも似合いますね。


側面の塗装が剥がれて下地と紺色の旧塗装?が見えていました笑
(おいおい…)

こんな面白い車両に揺られ、上熊本へ。

すると…


熊本市電最古参の1063号や…


日本初のVVVFインバータ制御車両である8200形に…


西鉄からの譲渡車両である5014号まで。

目玉車両がたくさん留置されていました。

上熊本からは熊本電鉄に乗ったので、次回のブログに書きます。

熊本電鉄藤崎宮前駅からタクシーで熊本城・市役所前電停へ。
ここから、市電の旅を再開します。

…と、そこへ見たことある車が!

あのバニラカー!
(おめえ旅先で見たくねえわ…笑)
「静かに」、通り過ぎていきました笑

電停に着くと、

さっき乗った1096号に出会いました。

ここから終点の健軍町まで向かいます。

やってきたのは8500形。さっき上熊本で出会った8200形と同じ車体ですが、足回りは旧型車両の流用です。
(つまり技術的に後退…)


中扉が4枚折り戸という、これまた特徴的なドアを持つ車両です。

健軍町に着きましたが、先行の車両がまだ止まっていたので、そちらに乗り換えます。

1090形のトプナン、1091号でした。
(やっぱこうなる…)

途中の国府電停で降りて、水前寺にある宿へ向かいました。


ちょうど9200形が来たので撮影。

9700形や0800形という連接車もいますが、興味ないので撮ってません。(極端すぎる…笑)


ではまた。