都電の廃線跡を歩くシリーズ、最後です。
上野公園入口から、片側1車線の道を進みます。
その道こそ、都電の線路跡です。
上野動物園の門を過ぎると、頭上に細長い構造物が。
廃止された、上野動物園モノレールです。
正式には上野懸垂線と言います。
一度も乗ったことがなかったので、1回は乗りたかったなあと後悔しています。
上野懸垂線を潜り、しばらく歩くと左に曲がる道がありますので、その道を進みます。
実は都電の線路が上野動物園の敷地内を走っていたため、現在は並行する道からしか辿れません。
上写真の奥に見える柵の中が、廃線跡です。
ここを振り返ると、
いました。
荒川線で走っていた、7500形7506号車です。
更新前の原型は江戸東京たてもの園に7514が、ワンマン改造後の車両は荒川車庫に7504と保存車がありますが、ここの7500形は車体更新後の末期仕様です。
平成時代の都電荒川線といえば、この7500形と緑帯になった7000形のイメージが強いですね。
今でもそのイメージが抜けきれません…笑
反対側です。中には入れませんが、比較的状態はいいほうだと思います。
ここを過ぎて、千代田線の根津駅へと向かいました。
これにて、都電の廃線跡を歩くシリーズは終わります。