国電を友として

Nゲージのレイアウト作成や模型車両いじり、旅行記を中心につぶやきます。

都電の廃線跡を歩く(その3:池之端)

都電の廃線跡を歩くシリーズ、最後です。

上野駅から根津駅までを歩きます。

上野公園入口から、片側1車線の道を進みます。

その道こそ、都電の線路跡です。

上野動物園の門を過ぎると、頭上に細長い構造物が。

廃止された、上野動物園モノレールです。

正式には上野懸垂線と言います。

一度も乗ったことがなかったので、1回は乗りたかったなあと後悔しています。

上野懸垂線を潜り、しばらく歩くと左に曲がる道がありますので、その道を進みます。

実は都電の線路が上野動物園の敷地内を走っていたため、現在は並行する道からしか辿れません。

上写真の奥に見える柵の中が、廃線跡です。

ここを振り返ると、

いました。

荒川線で走っていた、7500形7506号車です。

更新前の原型は江戸東京たてもの園に7514が、ワンマン改造後の車両は荒川車庫に7504と保存車がありますが、ここの7500形は車体更新後の末期仕様です。

平成時代の都電荒川線といえば、この7500形と緑帯になった7000形のイメージが強いですね。

今でもそのイメージが抜けきれません…笑

反対側です。中には入れませんが、比較的状態はいいほうだと思います。

ここを過ぎて、千代田線の根津駅へと向かいました。

 

これにて、都電の廃線跡を歩くシリーズは終わります。