国電を友として

Nゲージのレイアウト作成や模型車両いじり、旅行記を中心につぶやきます。

熊本電気鉄道に乗るっ!

昨日の熊本市電編の続きです。

上熊本から北熊本北熊本から御代志、折り返して御代志から藤崎宮前まで乗りました。(つまり全線乗車)

上熊本で市電を降りて熊本電気鉄道の乗り場へ。

もうこの色とスタイルでお分かりですよね?笑

営団(→東京メトロ)銀座線の、01系です。

01系(熊本電気鉄道では01形)は2本いまして、この編成は01系の第35編成から改造されたものです。01系を置き換えた1000系のカラーとなっていますね。
もう1本は、第36編成からの改造で、こちらはそのままの色(アルミの地肌にラインカラーのテープを貼ったもの)となっています。

銀座線にはなかったパンタグラフが載っています。

車体が小さく、ホームとの隙間が大きいのでステップが張り出していますね。

くまモンのラッピングで窓が一部塞がれていますが、車内は銀座線時代そのまま。袖仕切りやシートモケットもそのままです。懐かしい…

車端部には、営団時代から変わらない、号車表記と車番のステッカーがありました。

6号車っておい笑

でも、首都圏住みのワタシにとっては、銀座線に乗ってる気分になります。

反対側の車両はもちろん1号車。

平成4年、日本車輛製です。

ドアの上には懐かしいものが。

熊本電気鉄道の路線図が貼られていますが、この形に見覚えがある方も多いのでは?

銀座線の各駅が停車駅ごとに光る、マップ式案内表示器です。
マップの両サイドの細長い部分は、「このドアが開きます」と表示された部分です。

いやー、懐かしい…

運転台もそのまま。

運転台の上には、編成表記が。まだ銀座線にいるみたいですね。

そして、銀座線時代の面影をさらに印象づけるものを見つけました!

自動放送装置です。写真をひっくり返すと…

浅草、田原町稲荷町、上野、上野広小路末広町、神田、三越前日本橋、京橋、銀座、新橋、虎ノ門溜池山王

あああああ…!

小学生時代の思い出が蘇ります。
床下から、高周波分巻チョッパ制御特有の「プーピ〜⤴」という音が聞こえてきそうです…

01系に揺られ、北熊本に到着。

機械扱いで残るモハ71(左端)と、静岡鉄道、日比谷線


銀座線01系に、東急5000系青ガエル。

流石熊本電気鉄道、各地の譲渡車両がいます笑


左から、営団銀座線01系、営団日比谷線03系、静岡鉄道1000系。すごい並びです。


御代志行きは、なんと引退間近の都営三田線6000系でした!
(まーたレア物引いてるよ)
首都圏では実現しそうでしなかった、日比谷線03系との並びも、また良きです。

6000系に乗り、終点の御代志まで。


妻面には、東京都交通局の銘板が残っていました。

折り返して反対側の終点の藤崎宮前まで乗車します。

藤崎宮前にて。一つ手前の黒髪町と藤崎宮前の間には、併用軌道があります。(車内から見れました)

しかしこの6000系、クーラーの効きが悪くて非冷房車みたいでした…笑
(6000系も元々非冷房だったのでそんなもんか…)

ではまた。