国電を友として

Nゲージのレイアウト作成や模型車両いじり、旅行記を中心につぶやきます。

石田商店で運転会

ちょっと遅くなりましたが、先週の金曜日に、船橋にある石田商店でバイト仲間と運転会を行いました。
今回走らせた車両はこちら。


201系中央線。JR化すぐの設定にしたため、スカートを外しました。


EF15が牽引する貨物列車。
ちょっと写真が暗くなってしまったので、側面も。


ED75重連の貨物列車。所有する貨車を全部繋げました(笑)


EF65形1000番台(PF)が牽引する貨物列車。


EF58が牽引する客車列車(荷物列車)。


185系200番台と115系。昭和60年頃の東北本線上野口のイメージです。

友人が185系0番台を所有していたので、この並びを。

リレー号色とストライプ色の、熱い並びです!
(ストライプは引退間近をモデル化した製品ですが、ごっついスカートが見えなければ国鉄時代に化けさせられるという…)


最後に、上野駅地上ホームの再現を。

久々に模型を走らせたので、楽しかったですね。

KATO製旧型国電のTNカプラー化!

ウチにいる国電たちはほとんどがTOMIX製で、ハイグレード製品ばかりです。
新性能国電だけでなく、旧型国電の73系も、もちろんハイグレード製品。
こうなると、他社製品をTNカプラー化しないと連結できません。

ここで最大のネックになるのが、KATO製品です。

KATO製品の動力台車はギアボックスがデカく、これがTNカプラーの根元と干渉して走れなくなってしまいます。
トレーラー台車も干渉する部分を少し削る必要があります。

今回は、ウチにいる南武線鶴見線のクモハ11、クモハ12、クハ16の3両をTNカプラー化します。3両ともKATO製品です。
(めんどくせえ…)

まず、カプラーと干渉する台車のギアボックスを切り取ります。

切り取り前。


切り取り後。赤丸の部分が切り取った部分です。

さらに、カプラーを取り付ける部分をプラ板で嵩上げ。

できたら、TNカプラーを取り付けます。

完成したものがこちら。

全く違和感ありませんね。

73系とも、もちろん連結できます。

これで、中原電車区を再現できます。
早く73系や101系と並べたいですね。

九州最後の国電、415系。

九州旅行の最後は、北九州へ。

お目当ては、415系です。


門司駅で待っていると、早速来ました。
211系の顔をした、1500番台です。


1500番台は常磐線で乗って以来乗れていませんでした。なのでめっちゃ懐かしく感じました。

1つ先の小倉で停車時間が長かったので向かい側のホームを見ると…

1500番台のトプナンがいますねえ!(やはり出会ってしまう…)

しかもこの車両、2008年まで勝田電車区所属で常磐線水戸線で走っていた車両なんです!

その名残で、九州生え抜き車とは場所が違うサボ受け跡や、

JR東日本スタイルの転落防止幌が残っています。

ちなみに、JR九州生え抜きの車両には転落防止幌がなく、連結面を見れば一発で見分けが付きます。


1つ先の西小倉で下車。すると…


クハ411-520 !? まさか…


なんと、さっきの1501と合わせて2本しかいない、勝田電車区から来た編成と出会ってしまいました!
(やばすぎる…)

こちらもやはり、JR東日本スタイルの転落防止幌が残っています。

この編成には翌日乗ることができまして、じっくりと観察できました。

では、九州生え抜き車との比較を。上が元勝田車、下が九州生え抜き車です。



ドアエンジンです。鴨居部の出っ張り方が明らかに違いますね。エンジンの音も違いました。



ドアと化粧板です。ドアの窓ガラスの固定方法が、元勝田車はJR東日本特有の金属枠支持、九州生え抜き車はオリジナルのHゴム支持です。さらに、化粧板がクリーム色と淡緑色という違いもあります。


最後に、1500番台の車内から見た100番台を。
この並びも、そう長くは続きません。いつか、必ず消えるときがやってきます。

また乗りたいですね。(現役であれば…)


追記
はい、ホンマに消えてしまいました…
白電は、もう乗ることができません。さようなら…(泣)

熊本電気鉄道に乗るっ!

昨日の熊本市電編の続きです。

上熊本から北熊本北熊本から御代志、折り返して御代志から藤崎宮前まで乗りました。(つまり全線乗車)

上熊本で市電を降りて熊本電気鉄道の乗り場へ。

もうこの色とスタイルでお分かりですよね?笑

営団(→東京メトロ)銀座線の、01系です。

01系(熊本電気鉄道では01形)は2本いまして、この編成は01系の第35編成から改造されたものです。01系を置き換えた1000系のカラーとなっていますね。
もう1本は、第36編成からの改造で、こちらはそのままの色(アルミの地肌にラインカラーのテープを貼ったもの)となっています。

銀座線にはなかったパンタグラフが載っています。

車体が小さく、ホームとの隙間が大きいのでステップが張り出していますね。

くまモンのラッピングで窓が一部塞がれていますが、車内は銀座線時代そのまま。袖仕切りやシートモケットもそのままです。懐かしい…

車端部には、営団時代から変わらない、号車表記と車番のステッカーがありました。

6号車っておい笑

でも、首都圏住みのワタシにとっては、銀座線に乗ってる気分になります。

反対側の車両はもちろん1号車。

平成4年、日本車輛製です。

ドアの上には懐かしいものが。

熊本電気鉄道の路線図が貼られていますが、この形に見覚えがある方も多いのでは?

銀座線の各駅が停車駅ごとに光る、マップ式案内表示器です。
マップの両サイドの細長い部分は、「このドアが開きます」と表示された部分です。

いやー、懐かしい…

運転台もそのまま。

運転台の上には、編成表記が。まだ銀座線にいるみたいですね。

そして、銀座線時代の面影をさらに印象づけるものを見つけました!

自動放送装置です。写真をひっくり返すと…

浅草、田原町稲荷町、上野、上野広小路末広町、神田、三越前日本橋、京橋、銀座、新橋、虎ノ門溜池山王

あああああ…!

小学生時代の思い出が蘇ります。
床下から、高周波分巻チョッパ制御特有の「プーピ〜⤴」という音が聞こえてきそうです…

01系に揺られ、北熊本に到着。

機械扱いで残るモハ71(左端)と、静岡鉄道、日比谷線


銀座線01系に、東急5000系青ガエル。

流石熊本電気鉄道、各地の譲渡車両がいます笑


左から、営団銀座線01系、営団日比谷線03系、静岡鉄道1000系。すごい並びです。


御代志行きは、なんと引退間近の都営三田線6000系でした!
(まーたレア物引いてるよ)
首都圏では実現しそうでしなかった、日比谷線03系との並びも、また良きです。

6000系に乗り、終点の御代志まで。


妻面には、東京都交通局の銘板が残っていました。

折り返して反対側の終点の藤崎宮前まで乗車します。

藤崎宮前にて。一つ手前の黒髪町と藤崎宮前の間には、併用軌道があります。(車内から見れました)

しかしこの6000系、クーラーの効きが悪くて非冷房車みたいでした…笑
(6000系も元々非冷房だったのでそんなもんか…)

ではまた。

熊本市電に乗るっ!

前回の長崎編から2日経ちました。

長崎から熊本へ移動したので、またまた乗車記を。
(もうこのタイトルの書き方、分かりやすくて使いやすいので使い続けます笑)

熊本市内には市電が走っていますので、もちろん乗ります。

熊本駅長崎駅と同様、在来線が高架化されましたので、改札口や駅ビルがめっちゃキレイです。

新駅舎は高架ホームに沿うようにデザインされています。かつては手前の広場に駅ビルがありました。
前回熊本に来たのが5年前ですので、まだ馴染めません。
(長崎ほどではないですが)

地上時代の末期には仮設ホームもありまして、豊肥本線が「0A番のりば」「0B番のりば」なんてわけわからんホームから発着してたのを今でも覚えています…笑

話を市電に戻しましょう笑

早速、古い電車が来ました。

1090形です。
旧型車両は、ほとんど同じスタイルをしています。

熊本駅前から2停留所先に田崎橋という電停がありますので、一旦田崎橋まで行ってから熊本駅前まで折り返しました。


田崎橋にて。唐突に線路が終わるのが、いかにも終点って感じです。


乗った車両です。田崎橋行きの電車は、先ほどの車両と同じ1090形でした。


窓枠は木製、床は板張り、手すりや壁は淡い緑色のペンキ塗り。雰囲気抜群です。


板張りはほんまええなあ~

熊本駅前を過ぎ、途中の呉服町電停でヤバいものを発見!

長崎でも紹介した、電柱に取り付けられた鉄製の案内板がありました!

今回ほぼ全路線乗りましたが、他の電停では見つけることができませんでした。
もしかしたら、熊本市電における最後のものかもしれません。
(まさか熊本でも使われていたとは…)

辛島町で下車し、反対側ののりばへ。
ここから、上熊本まで向かいます。


やってきたのはまたまた1090形ですが、広告電車になっていないオリジナルカラーでした。

実はこの1096号、1090形で一番古いんです。(ウィキペディアで調べました笑)

ワンマン化したときに、昭和30年製造の188形と、昭和32年製造の190形を統合して1090形としたそうで、1091〜1095が190形、1096と1097が188形だそうです。

つまり、1091よりも1096の方が古いという…
(ややこしい…)

ん?てことは真のトプナンは1096…!
(恒例のトプナン祭り開幕)

熊本市電の旧型車両は、テールランプとブレーキランプにバス用の部品を使用していることが特徴です。

地方に行けば、まだこのランプを使ったバスを見かけますね。バス用なのに、不思議と電車にも似合いますね。


側面の塗装が剥がれて下地と紺色の旧塗装?が見えていました笑
(おいおい…)

こんな面白い車両に揺られ、上熊本へ。

すると…


熊本市電最古参の1063号や…


日本初のVVVFインバータ制御車両である8200形に…


西鉄からの譲渡車両である5014号まで。

目玉車両がたくさん留置されていました。

上熊本からは熊本電鉄に乗ったので、次回のブログに書きます。

熊本電鉄藤崎宮前駅からタクシーで熊本城・市役所前電停へ。
ここから、市電の旅を再開します。

…と、そこへ見たことある車が!

あのバニラカー!
(おめえ旅先で見たくねえわ…笑)
「静かに」、通り過ぎていきました笑

電停に着くと、

さっき乗った1096号に出会いました。

ここから終点の健軍町まで向かいます。

やってきたのは8500形。さっき上熊本で出会った8200形と同じ車体ですが、足回りは旧型車両の流用です。
(つまり技術的に後退…)


中扉が4枚折り戸という、これまた特徴的なドアを持つ車両です。

健軍町に着きましたが、先行の車両がまだ止まっていたので、そちらに乗り換えます。

1090形のトプナン、1091号でした。
(やっぱこうなる…)

途中の国府電停で降りて、水前寺にある宿へ向かいました。


ちょうど9200形が来たので撮影。

9700形や0800形という連接車もいますが、興味ないので撮ってません。(極端すぎる…笑)


ではまた。

長崎電気軌道に乗るっ!

ちょっと旅行しております。なんせ大学最後の夏ですから。(家族とですけど)

先日、10年ぶりに長崎に行きまして、たっぷりと堪能してきました。

JR長崎駅が高架になっててびっくり。

隣には新幹線のホームが。もう何がなんだか分かりません…(それくらいの変わりっぷりです)

まだ改札機はカバーが被せられています。

開業まで1ヶ月ちょっとらしいです。私が開業間近の新幹線駅を見たのは、北陸新幹線上越妙高駅(当時はまだ”脇野田”って駅でした)以来ですね。

せっかくの長崎ですから、長崎電気軌道に乗ります。
(市電ではありません。長崎には交通局がないので…)

…と言いつつ、駅舎を出たら仮設通路。おまけに地上駅が更地になり、旧駅舎があった場所に立つとこの有様。

なんやこれ…

振り返ると、昔からある歩道橋がありましたので、一応10年前の記憶を頼りに電停まで辿り着けました。

長崎駅前電停は、歩道橋アクセスのため車を気にすることなく安全です。一方で、階段しかないのでバリアフリーなんてものが全く通用しません。ようやくエレベーターを付けるみたいで、設置工事をやってました…
(よく今まで階段だけでやってこれたな…)

歩道橋から写真を1枚。早速、電車が来ましたね。

平たい顔が特徴的な、500形です。

1本パスして、次の電車に乗ります。

やってきたのは、いかにも昭和の路面電車、という顔をしている300形でした。

ん、崇福寺…?
10年前にそんな電停、あったっけ…?

とりあえず終点まで乗車。

降りてみたら、ピンときました。

川の上にある電停。こんな特徴的な停留所、忘れるわけがありません。

そう、「正覚寺下」です。

どうやら、2018年に駅名変更があったらしく、より分かりやすい名前に変えたのだとか。

久々に訪れると、変わっていることが多くて大変ですね…

崇福寺まで行き、戻ってきたら、すでに電車が止まっていました。

先ほどの300形より新しい顔をした、1500形です。
(しかもトプナン…)


車内はこんな感じ。でも、吊りかけ駆動のため唸る音が聞こえます…笑

途中の新地中華街で乗り換えます。(ここも駅名変更したそうです)

連接車の3000形が来ました。(まーたトプナンかよ)

これには乗りません。(同じ1系統なので)

そして、後ろから1200形が来ました。先ほどの1500形より少しだけデビューが早いだけで、性能は変わりません。

同じような顔の車両が、広島や岡山にもいます。昭和50年代のアルナ工機で流行ったデザインなのでしょう。

途中で分岐する、出島へ向かう線路がめっちゃ気になったので、車内から撮ってみました。

片側1車線の道路に堂々と複線の線路が敷かれています。
つまり、車と電車が同じ車線を走るということ。

私、こういう狭いところを走る区間が大好きなんです笑
車で訪れたら、運転してみたいです。
(模型でも再現したい…)

大浦天主堂電停まで乗り、大浦天主堂を見学しました。

電停に戻り、終点の石橋まで行きます。
来たのは連接車の5000形でした。うーん…
(実は古いもの好きなので新しい連接車は興味ないです…笑)

終点の石橋電停には、電柱に取り付けられた鉄製の案内板が現役でした。

長崎では、かなりの数が現役です。東京や京都のような大都市の電停そばに必ずあったこの案内板、今では長崎ぐらいでしか見かけることができません。

折返しの電車に乗り、終点の蛍茶屋へ。

電停の案内板には、蛍のイラストが描かれていました。
(粋ですねぇ)

ここ蛍茶屋には、なんとお店の建物内に車庫があります。これも面白いですね。

蛍茶屋から、赤迫行きに乗ります。300形でした。
(やったぜ)

途中、最新の6000形とすれ違いました。
まだ1両しかいないので、割とラッキーかもしれません。
(1両しかいないので、必然的にトプナン…)

終点の赤迫まで、なんと40分近くかかります。
3系統は、長崎電気軌道の最長距離系統ですので、かなり乗りごたえがありますヨ。

赤迫電停の案内板です。この形の案内板も、全国各地にありましたね。

これで長崎電気軌道の全路線制覇です!
(やったぜ)

赤迫からは、長崎駅前まで戻り、全形式撮影しようと思います。(そんな簡単にいくわけ…)


あ…

赤迫から長崎駅前まで乗る電車で、いきなり一番古い車両が来ました…
(またまたトプナンや…)

正確には、「通常営業している車両で一番古い」というのが正しいです。非営業の車両まで含めると、明治生まれの168号というトンデモナイ車両がいるので…笑
(168は浦上車庫にいるはずですが、見れませんでした)



車内はこんな感じ。椅子やつり革は交換されていましたが、ドアや窓枠は木製のまま。変えるべきところは変える、という感じですね。

長崎駅前に戻り、少し待っていると、変な車両が来ました。

1800形です。
実はこの車両、こんな外見ながら、VVVFインバータ制御ではありません。
「フツーの、抵抗制御かつ吊りかけ駆動」なんです笑
脳内がバグります。(マジ)

これには乗らず、反対側に来た370形に乗ります。
ですが、長崎駅前で撮り忘れた挙げ句、浦上駅前で降りたあともあたふたして撮り忘れました…
(何やってんだか)

幸い、後続が同じ370形だったので、撮ることができました。

長崎駅前まで戻ろうとしたら、1300形が来ました。
1200形とそっくりですねぇ… (どこが違うんや…)

すぐ後ろに200形が見えていましたので、そちらにしました。やはり、旧型が最高ですわ。

長崎駅前の歩道橋から。

結果的に、ほぼ全形式と出会うことができました。
唯一、360形だけ出会えませんでした。まー、370形とほぼ同じですし(尾灯の位置くらいしか外見の差異がない)、いいでしょう。

半日で、たっぷりと堪能できました。長崎電気軌道に、また乗りたいですね。

ではこのへんで。








(タイトル名にピンときた方、その方は私の推し、いや嫁をご存知ですな…そしてその子がどっかの地下鉄を応援するキャラだってことも…)

鉄コレ京阪80型と600形のライト点灯化!

お久しぶりでございます。

大学の授業や研究などで忙しく、ブログを休止していました。
先週から夏休みになったので、これまでに整備した車両や新たに整備した車両も含め綴ってまいります。

さて。

今回は、6月に中古で購入した京阪80型と600形の整備がようやく終了したのでご紹介します。

まずは80型から。
イズムワークスのライトユニットを購入し、ライトを点灯化しました。(めっちゃ難しかったです…)


ヘッドライトと、


テールライトです。
たったこれだけで、製品が見違えるように良くなりますね。

続いて、600形も。


ヘッドライトと、


テールライトです。

600形の方が簡単にできました。

どっちも揃ったので、平成9年の三条〜御陵廃止前の京津線を再現しようと思います。

今後、行き先を変えようと思ってまして、600形を「準急三条」に、80型を「三条−四宮」のサボにします。
(方向幕シールが全然出回ってないのでいつになることやら…笑)