国電を友として

Nゲージのレイアウト作成や模型車両いじり、旅行記を中心につぶやきます。

京都鉄博前で保存されている京都市電

今日の午前中は久々に京都鉄道博物館へ行きました。

雨がめっちゃ降っていましたが、今日しか行く機会が無いので仕方なく行きました笑

さて、内容はツイートしたのでそれ以上は触れません。

鉄博に入場する前に「ログインボーナス」とばかりにこちらへ。

鉄博の目の前で保存されている、京都市電2000形2001号車です。

ん?

開いとる!

何と今日は案内所として車内が開放されていました!

車内の様子です。えんじ色モケットの座席が京都市交通局の車両って感じがしますね。

中扉の横には車掌台があり、ドアスイッチや連絡ベルが付いています。

ツーマン時代の名残ですね。

ちなみに、この2000形は6両いましたが、保存されたのはトプナンの2001号車のみ。

他の5両は、何と愛媛県松山市伊予鉄道市内線へ譲渡され、今でも現役です。

(私は何度も乗ったことがあります)

 

一通り車内を見たあと、京都鉄博へ向かいました。

 

では今回はこの辺で。

都電の廃線跡を歩く(その3:池之端)

都電の廃線跡を歩くシリーズ、最後です。

上野駅から根津駅までを歩きます。

上野公園入口から、片側1車線の道を進みます。

その道こそ、都電の線路跡です。

上野動物園の門を過ぎると、頭上に細長い構造物が。

廃止された、上野動物園モノレールです。

正式には上野懸垂線と言います。

一度も乗ったことがなかったので、1回は乗りたかったなあと後悔しています。

上野懸垂線を潜り、しばらく歩くと左に曲がる道がありますので、その道を進みます。

実は都電の線路が上野動物園の敷地内を走っていたため、現在は並行する道からしか辿れません。

上写真の奥に見える柵の中が、廃線跡です。

ここを振り返ると、

いました。

荒川線で走っていた、7500形7506号車です。

更新前の原型は江戸東京たてもの園に7514が、ワンマン改造後の車両は荒川車庫に7504と保存車がありますが、ここの7500形は車体更新後の末期仕様です。

平成時代の都電荒川線といえば、この7500形と緑帯になった7000形のイメージが強いですね。

今でもそのイメージが抜けきれません…笑

反対側です。中には入れませんが、比較的状態はいいほうだと思います。

ここを過ぎて、千代田線の根津駅へと向かいました。

 

これにて、都電の廃線跡を歩くシリーズは終わります。

都電の廃線跡を歩く(その2:砂町錦糸堀)

ちょっと順番が前後してしまいましたが、都電ツアーの第2弾です。今回は、東陽町駅から亀戸駅までです。

ちなみにタイトルの「砂町錦糸堀」は、これから歩く区間を走っていた38系統(日本橋〜錦糸堀)の方向幕で実際に使われていた行き先です。

東陽町駅から永代通りを葛西方面へ少し歩くと、「南砂緑道公園」と看板がある道が見えてきます。そこが、廃線跡です。

このような道が、南砂の団地を囲むように伸びています。

専用軌道だったので、このように緑道として整備されました。

緑道の途中には、実際に使われていた車輪とレールが保存されています。

また、越中島貨物線をくぐる場所には、こんな表示が。

「城東電軌こ線ガード」とあります。

都電になる前は城東電気軌道という路線でしたので、こういう名前になっています。

令和に生きる、貴重な都電の痕跡ですね。

さて、明治通りと合流したら、亀戸駅方面へと向かいます。この先、もう1つ緑道があります。

それがこちら。

大島緑道公園です。

途中の竪川(埋め立てられましたが)を越える場所には、レールを模したモニュメントがあります。

こちらにも、実際に使われていた車輪とレールが保存されています。

ここを過ぎると、水神森という交差点で京葉道路と合流します。

京葉道路を両国方面へ少し進むと、亀戸駅に着きます。

 

では、今回はここまで。

第3弾は、上野駅から根津駅までを予定しています。お楽しみに。

 

北陸鉄道に乗るっ!

とうとう年を越してしまいました…

 

使わなさすぎて前のブログがいじれなくなったらしく、新しく作りました。

…と思ったら、ログインパスワードを間違えただけで実は生きてました…笑

 と、言うわけで再掲。全く同じです。

 

さて、今回は年末に乗った北陸鉄道旅行記を。

実は10回以上北陸に行きながら、北鉄に乗るのは初めてなんです。

 

金沢駅に到着後、まずはタクシーで野町駅へ移動し、石川線から乗車します。

ホームで待っていたのは、なんと元京王井の頭線の3000系→7700系。

石川線の元京王車両はこの7700系しかなく、しかも1編成のみ。

激レアです。(やっぱりレア物を引き当てる…)

車内は京王時代からほとんど変化なし。

東急車輌で製造され、京王重機整備で改造された証。

終点の鶴来駅まで乗車しました。

今年は雪が少ないですね。金沢市内より山に近いはずですが、10cmくらいしか積もっていません…

 

さてこの鶴来駅からタクシーで白山比咩神社へお参りをし、帰りにここへ寄りました。

10年ほど前まで現役だった、石川線の本来の終点、加賀一の宮駅です。

駅舎がめっちゃ重厚感溢れる造りでして、表玄関を見るだけでも価値のある駅舎です。

しかし、列車は来ません。雪に覆われた1本道が、鶴来駅の方向に続いています。

 

では鶴来駅に戻り、金沢方面へ戻ります。

止まっていたのは、元東急の7000系→7200系。

中間車の先頭車化改造車のため、のっぺりした顔が特徴です。

実は先程の7700系もそうですが、石川線は直流600V電化のため、足回りは大改造されています。

主電動機は西武から、台車は何と国鉄101系のDT21台車。

しかも中空軸平行カルダン駆動のため、まるで国電のような走行音が特徴です。

 

今後石川線も新車が入るらしいので、今のうちに記録できて良かったです。

 

 

今回はここまで。

都電の廃線跡を歩く(その1:芝浦工場)

先日、サークルのメンバーと都電の廃線跡ツアーを行ったので、それをご紹介致します。

今後都電の廃線跡を歩く方の参考になれば幸いです。

まずは、都電の工場であった芝浦工場の跡地へ。

現在は芝浦アイランドとして開発されてしまい、島の中は全く面影がありません。ですが、島を抜けると少しずつ面影が出てきます。まずはこちら。

島と陸地を結ぶ「船路橋」です。

都電がこの島にある工場へ入場する時に使用していた橋を、人道橋に架け替えたものです。

15年くらい前まで、この人道橋の右側に、都電が渡ったプレートガーダー橋がありました。

当時の面影はこれだけかと思いきや…

なんと、レールが残っていました!

アスファルトに埋まったままのレールが良き(笑)

なんと、単線から複線へと振り分けるポイントまで埋まっていました。凄いなここ…

アスファルトにくっきりとクロッシング部分が浮かび上がっています。

芝浦工場の遺構はこれで終わりです。

次回は砂町亀戸地区をご紹介します。

北陸の食パン!419系!

お久しぶりです。

久々にいじりがいがある模型を整備したので、ご紹介致します。

それがこちら。

「食パン電車」の異名を持つ、419系です。

鉄コレで以前製品化されたものをたまたま某中古販売店で見つけ、即購入しました(笑)

なぜなら、高校生だった5年前からずっと欲しくて探し続けていた車両ですから!

 

箱付き3連で売られていたので、一気に3両とも整備しました。

 

加工点は、世田谷製の優先座席+弱冷車+ドアステッカーインレタを貼り付け、鉄コレ走行化パーツによる両先頭車の金属車輪化+ウエイト搭載、モハ418の動力化(GMコアレスモーター)、そしてイズムワークス製のヘッドライト&テールライト取り付けです。ついでに、室内灯も付けたかったので、イズムワークス製の室内灯を3両とも取り付けています。

やはり室内灯は必要ですねえ…

 

今回の製品の車両は、419系の第8編成がモデルになっています。

クハ418−8、どこかで見覚えある車番やなあ…と思ったら…

なんと、12年前に福井駅で出会った車両でした!

(😇で顔を隠した小僧が当時9歳だった私です…笑)

ちなみに、クハ418−8の編成は武生行きとして上の写真で奥に止まっている車両でして、私は手前の芦原温泉行きの419系に乗車しています。

乗った車両の編成は分からないのに、たまたま車番が写真に映り込んでいた編成がまさかモデルだったとは知らず、驚きました…

 

車内です。583系の面影が色濃く残っていましたね。ふかふかのボックス席、天井の中段寝台、窓下の肘掛け、テーブルにあった栓抜き…

揺れも少なく、快適でした。

モーター音はうるさかったですが(笑)

懐かしいなあ…

 

芦原温泉駅にて。ジャンパ栓があるのでクモハ419ですね。

このあと隣のホームに来たトワイライトエクスプレスに気を取られ、車内に帽子を忘れてきたことに気付かず、乗り換えた特急サンダーバードの車内で芦原温泉駅の駅員から電話がかかってきて自宅まで届けて頂いたという苦い思い出があります…笑

今では笑い話で済んでしまいますね(笑)

 

模型ではまだクモハ419にジャンパ栓を取り付けていないので、今度付けたいと思います。

 

最後に、475系と419系のすれ違いシーンを。

10年ちょっと前まで当たり前だった、北陸本線の日常です。私はこの時代に北陸旅行に行っていたため、この時代が大好きなんです。

(なお現在は…)

 

では今回はこの辺で。